がんによりそうアロマテラピー🌿
アロマとクレイのナチュラルケアshanti
〜シャンティ〜
セラピストの いまおか さちこです
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今回の大型台風で被害に遭われた地域の方々にお見舞い申し上げます
そして、いっときも早く通常の生活に戻られることをお祈りいたします
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今回はアロマテラピーのセミナーのお話です
10月11日は大阪に出張🚃
毎年秋に開催される
ベルギーからドミニック・ボドゥー博士が来日されてのセミナーに参加してきました
このセミナー当初は2日間の予定
まず1日目は
「がんによりそうアロマテラピー」
そして2日目は
「ディフューズ」(芳香浴)
の講義の予定でしたが、
2日目は台風が猛威を振るう予報になり、残念ながら前日に中止というお知らせがはいりましたので、
セミナーでは初日の『がんによりそうアロマテラピー』のみを今回は学んできました🌿
このテーマ、アロマに携わる方きっと皆さんがとても興味深く心待ちにされていたことと思います
地球の汚染が進むなか、私たち人間の体も合成化学、電磁波、過剰な薬品などで蝕まれています。そんな環境のなか、がんの罹患率は高くなり身近な病ともなっています。今回はがんという病を患ったこと、また化学療法を受けるなかで起こる心の問題、体の問題に具体的なアロマテラピーでのアプローチ法をボドゥー博士から学ばせていただきました✨
アロマテラピーが直接、病気を治療するということではなくて化学療法などの副作用での消化器、呼吸器のトラブルまた病気の深刻さを前に気持ちが揺れ動き、戸惑い、怒りの感情などで安らかな気分でいられない時 これらをケア、効果的に寄り添うことができるのがアロマテラピーなのです。
私は月1のタイミングで緩和ケア病棟でセラピストとして患者さま、時にはご家族の方へのボランティアトリートメントに参加しています
緩和病棟に移られたばかりで不安で動揺されていたり、痛みや吐き気、足の浮腫、背中や腰がはってつらい、顔を触って欲しいなど…患者さまのご様子やご要望もそれぞれです
ボドゥー博士の講義を聞きながら、緩和ケア病棟の病室を訪問している時のそんな場面が頭に浮かぶことで想像だけでなく、肌で感じているような感覚でお話を聞くことができました
私が行なっている緩和ケアでのトリートメント法は病室で芳香浴をしていただきながら、キャリアオイル(植物オイル)のみでトリートメントする方法です
患者さんのなかではじめてのトリートメント体験の方は看護師さんに気持ちいいからと勧められたという方が大半で、はじめは何をするの?と思われるかたも多く見受けられますがトリートメント前と後では表情もご様子もかなり変化がみられ穏やかになります
皆さんに「あー気持ちよかった」「こういうの必要ね」そして「今度はいつ来るの?」とのお声をいただいたりもします
アロマテラピーが合成薬と違う点は体と心を同時に調整する力をもちその場を大きく包み込むパワーがあることだと思います
またトリートメントで人の肌に触れることはただそれだけでなくココロにも働きかけそのままケアにつながることも感じます
そして芳香浴(精油を拡散して楽しむ方法)は瞬時に嗅覚を刺激し ダイレクトに脳・中枢神経にアプローチします
病室で芳香浴をしていただくということは患者さんだけでなく、その場にいるご家族、そして医療スタッフの方々にも同時に影響を与えます
例えば病室のような閉ざされた空間に精油を用いることでその香りは自然のなかにいるような空間を演出してくれ、その場を浄化したり、不安な気持ちを前向きにして元気をくれたり、または忙しくて波立つ気持ちを落ち着かせたりもします
このように芳香浴のみの効果も非常に感じていますので2日目の「ディフューズ(芳香浴)」が台風の影響で中止となったことはとても残念でした
そして講義の中ではアロマテラピーの研究はどんどん進んでいること、精油の知識も常に塗り替えていかなければない事柄にも触れました
今回も新しい情報を学び、有意義なセミナーとなりました
🌿常に新しい情報を取り入れ学び続けなくてはいけない、またそれが楽しかったりします🌿
医療の場でセラピストがボランティアという立ち位置だけでなく、治療スタッフのメンバーの一員として活動することが当たり前の環境になりアロマテラピーがさらに有意義に活用をされるようになることを願います☺︎
そのためにもアロマセラピストである私たちが常に学び、働きかけることを忘れてはいけないですね!
気づきと学びがあった今回のセミナー、参加できたことに感謝です🌿
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