手当てというコミニュケーション🌿
ご訪問ありがとうございます😊
アロマとクレイのナチュラルケア shanti のセラピスト 今岡 さちこです🌿
昨日は緩和ケア病棟でのトリートメントの日でした
こちらで行うトリートメントは基材としてはキャリアオイル1種と精油が数種🌿患者さんの場合 病室の大きなベッド、ご家族の方の場合 は病室内の椅子、もしくはソファでどちらも病院でご用意いただくタオルを利用させてもらいトリートメントベッドにみたてて施術を行います
環境としてはサロンで行うトリートメントに比べるとBGMもなく雰囲気も無機質、トリートメント時間も短時間でシンプルなものになります
この一見 無機質で簡易的な施術と思えるトリートメントを一度体験されると心地よさを知り、とても喜んでくださって次回も…とお待ちいただいている患者さんたちがいらっしゃいます
状態の良い方はとても楽しくお喋りをされて、こちらも人生のお勉強させていただくことばかり✨です
ただし病棟のなかでも緩和ケアという場所ですので、お話ができるような方ばかりではなく言葉での意思疎通ができない状態の方も見えます
そういう方の施術を行うときに特に生かされていると感じるのが 【手】
そう!手を使ったコミュニケーション=タッチング です
人は年齢を重ねるとどんな人も聴力、視力などの器官は衰えますが、触覚はどんどん敏感になっていくというくらい人間は他人に触られる、タッチされることに敏感なのです
会話での意思疎通ができない方も精油の香りを枕元に置いて、ゆったりとしたトリートメントを開始してしばらくすると 目を閉じ、深〜い呼吸にかわります
この瞬間にやっと 良かった〜コミュニケーション成立!受け入れてくださった と思えるのです
精油のもつパワーと人の手がもつ温かなメッセージの融合がアロマトリートメント🌿
「人間は人から触れられることにとても敏感」ということは「タッチングによってこちらの気持ちがよく伝わる」ということでもあるのです
日本ではゆったりとしたBGMと綺麗に飾られている美しいサロンでのアロマトリートメントが一般的です、それももちろん大切なことです。
しかしアロマトリートメントの本場イギリスなどではとてもシンプルで合理的なスタイルで施術をするということを聞いたことがあります
精油のパワーと温かい手(多弁なタッチ)があれば心の通うアロマトリートメントは成り立つということではないでしょうか?
病院内でのアロマセラピーとトリートメントという場はシンプルだからこそ感じることも多く感覚を研ぎ澄まされる瞬間🌿
いつもセラピストとして人として貴重な経験をさせていただけることに感謝🙏です
⬆️上の写真は病室での芳香浴で使用する折り紙でつくった花です、特別に手が込んだものではないのですが気持ちが伝わり病室の雰囲気が和らぎました。
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